バラの増殖で一番用いられている切り接ぎの講習会です。もちろん種苗法の関係で品種登録が切れているバラを穂木として用います。古くてもいいバラも沢山あります。台木はノイバラです。
台木は土で汚れているため、高圧洗浄機で洗います。
多くの参加者が集まりました。
まず最初に北野会長のプレゼンテーションで、バラの品種登録、切り接ぎの方法の説明です。
実際の接ぎ木方法の説明です。
講習の後、各テーブルに分かれて作業が始まりました。
同上。
ベテランの会員は各テーブルを回り、指導します。
ナイフを使用しますので、皆さん真剣です。
昼時になりました。持参の弁当でランチです。賑やかです。
同上。
昼食の後、夏に会長から頂いて養生していたノイバラの長い台木を用いて、スタンダード用の接ぎ木を学びます。
接ぎ木が終わった苗を念のため蝋着けし、農場温室に運び、ポット入れをします。
外の作業でもこの日は暖かかったので、助かりました。
温室内のフレームに入れます。このダブル温室が威力を発揮します。充分散水して、新聞紙を被せ、蓋をして毛布を被せ保温、保水をします。
今年もロザリアンにとって一番忙しいシーズンがやってきました。この冬の作業が来春のバラの開花に影響します。
この講習会では、つるバラの剪定、誘引、木立性バラの仮剪定、鉢バラの植え替えの基礎を学びます。
W理事による「花ごころ」の新製品の活力剤(アタックT-1)の説明です。試供品も頂きました。
北野会長の連絡事項がありました。
最初にレジメを使い、笠原副会長からレクチャーがありました。
外のガーデンに出て、つるバラの剪定、誘引の説明です。
会員の皆さんです。
同上。
今回はつるバラの「段差剪定」を学びます。この方法は趣味の園芸の講師、河合伸志氏が推奨されています。
つるバラは頂芽優勢を無くす為、水平にシュートを誘引しますが、上の方にしか花を咲かせない品種があります。花枝が長い品種にその傾向があります。
そのために、シュートを短いもの、中間、長いものにに分け、下、真ん中、上の方に段差を設けて誘引し、全体に花を咲かせます。
会員の皆さんです。
実際のつるバラの剪定、誘引の様子です。バラ名はジュードオブスキュエアです。つるバラの剪定、誘引は完全防備で行います。
同上。
室内に戻り、鉢バラの仮剪定、土換えの様子です。木立性のバラは1月に入り、芽の動きを見て本剪定します。
質疑応答です。
講習会のあと、温かい飲み物を飲みながら、情報交換です。
また、来年の「コッツウォルズ特別展」のチケットの予約販売も行いました。やはり、大野耕生さんの「ランチ&トークショー」は人気があります。
今年も恒例の岐阜ばら会の秋のバラ展が行われました。その様子をご紹介いたします。初日の土曜日はあいにくの雨模様で、来場者も少く寂しくなりましたが、2日目の日曜日は多くの人に見て頂きました。
今年も写真パネルの展示を行いました。
同上。
立派な鉢バラです。
多くの人に見てもらいました。
同上。
会場の一角ではK理事による「スタイロフォームによる鉢作り」の講習会が行われました。
同上。
完成品です。趣のある鉢になりました。
2日目午後から北野会長による第361回例会が開催されました。パワーポイントを使い、「バラ栽培の基礎」、「10月以降のバラ栽培管理」、「来年の特別展」について説明されました。
同上。
各入賞者のご案内です。
「特別賞」 コーナー展示です。T.Kさん。
「優秀花賞」N.Kさん。バラ名はジェミニ。
「アレンジメント賞」K.Wさん。
「クラフト賞」N.Mさん。
ハロウィンのディスプレイです。
「鉢バラ賞」K.Oさん。立派な鉢バラを8点出展されました。
「新人賞」J.Tさん。
入賞者には住友化学園芸さんのご協力でバラ栽培グッズが頂けます。
表彰式の様子です。
同上。
同上。
岐阜ばら会は来年(令和2年)に65周年の記念の年を迎えます。この記念すべき年に地元で規模を大きくして春のバラ展を開催することが役員会で決定して、今まで会員にもお知らせしてきました。
今回はその会場が確定しましたので、会員で見学しました。
ガーデニングを行っている人なら、知らない人はいないイギリスの「コッツウォルズ」地方。その名前を冠したウエディングスクエアです。
ガーデンの様子です。
同上。
同上。
こことここにミニガーデンをと、イメージが膨らみます。
同上。
中庭もあります。
ロビーの様子です。ここは室内展示がメインとなります。
会場です。来年の特別展は北野会長のお骨折りで「バラの貴公子、ローズスタイリスト;大野耕生さん」を招いて、ここでランチをしながらトークショーの予定です。
暑い夏が終わりを告げるこの時、秋バラをきれいに咲かせるための夏剪定の講習会が、今年も開催されました。講師を北野会長にお願いして、多くの会員が参加しました。
駐車場の屋根にブルーシートを追加して日よけを作り、又ベンチも設置して参加者の便宜も図って頂きました。
まずはレジメを使い座学から始まりました。
同上。
説明も終わり、実際の作業を鉢バラを使い、行いました。
普通の剪定の他に、バラの下の方に葉が無い場合、剪定すると枯れる恐れがあったり、早く芽を出させるために、ペンチを使い、切バラの生産者が行っている「折り曲げ剪定」の方法も教わりました。
この日は最高気温35度。講習会の間にちょっと休憩です。冷たい麦茶を用意しましたが、会長が畑で栽培されたお手製のスイカが振る舞われたました。良く冷えていて、甘くておいしかったです。
スタンダードの剪定の様子です。その他に、イングリッシュローズの剪定の説明がありました。
この時期行うスタンダード用のノイバラの台木の処理についての説明です。
一旦、ガーデンの外に出て、つるバラの講習です。
同上。
この時期多いカミキリ虫幼虫の駆除方法について。
皆さん、ノイバラの台木を持って帰られました。水切れを起こさないための処理です。
冬の接ぎ木の時季まで大切に養生します。
バラシーズン最後の行事で、恒例の日帰りバス旅行です。朝7時半に西岐阜の高架上に集まりました。
バス車内の様子です。朝から賑やかです。
途中、2回SAで休息。飲み物、弁当を購入して、車内でランチ。
予定より少し遅れて正午に富士川クラフトパークに到着。う~ん、大人数だと中々計画通りにいきません。特に女性が多いと…。
ここは山梨県が運営しており、駐車場、入園料無料で有り難い。数年前に開園し、後藤みどりさん監修の130種、2900株のバラ園が自慢。
まずは記念写真。
殆ど満開の状況。早速写真撮影。
バラのアーチの連続。
皆さん、元気一杯。
広いですね。切り絵、クラフトの美術館も併設。また、遊具広場、バーベキュー場、カヌー場まで…。ファミリーでも一日楽しめます。
木立性バラも立体的に演出されています。
東京ドーム11個分の園内。チャッカリとカート利用の会員も。一人300円。う~ん、歩いてよ。
バラに囲まれひと休み。暑いので疲れました~。若いのに…。
この日の最高気温は35℃、バラ棚の下でソフトクリーム。美味しそう。
きれいですね~。バラのアーチが。
遠景。
同上。
第2の訪問場所、浜松市の「ばらの都苑」。こちらは個人のガーデン。無料で開放されているオープンガーデンの所をお邪魔しました。バラの最盛期で、夕方にも関わらず多くの見学者が訪れていました。
趣味の世界を超えています!オーナーは天野さんという方で、お年を伺ったら78歳とのこと。信じられません。これからも第4次の計画があるとのこと。
苑内のバラは1500株、300種類。ランブラーのつるバラを多く使い、お城、五重塔等の立体構造物は必見です。オーナーの天野さんを中心にして記念写真。
お城、五重塔!
富士山にバラで愛?の字!
東京タワー!
木立性バラもあり、彩りを添えています。
オーナーの天野さん(一番右)からレクチャーをうけます。
はい!ポーズ。
暑くて、少し疲れたかな?一休み。新茶のサービスもあります。
今年も恒例の春のバラ展が開催されました。その様子をご紹介します。
今回から花のミュージアム1Fの入り口に、ばら会のK会員が作ったトールペイントのディスプレイが迎えます。
2階入り口にもいつもお客さんを迎えるディスプレイがあります。
今回は鉢バラをトラックを使って搬入したので、見ごたえのある展示になりました。
パネル展示も行いました。
多くの人に見てもらいました。
同上。
会場の様子です。
お客さんに判るように2階に横幕も設置しました。
2日めの午後から、北野会長による講習会が行われました。パワーポイントを使い、「バラの季節の手入れ」です。
同上。
特別賞。Mさん。
アレンジメント賞。令和をモチーフに。Aさん。
新人賞。Mさん。
新人賞。Mさん。
新人賞。Oさん。
表彰式の様子です。
入賞者には、住友化学園芸さんから賞品がでます。
松井名誉会長からは自作のトンボ玉がプレゼントされました。
最後に入賞者の皆さんと記念撮影です。
岐阜ばら会のメンバーで、三重県にお住いのKさんの計らいで、今回のガーデンツアーは少し足を伸ばして三重県方面へ。
朝10時に岐南町に集合し、15人、車3台で出発しました。
まず最初に会員宅のK邸に訪れました。
HTを中心にして、周りをつるバラで囲ってあります。アンクルウオーター、パレード、P・ロンサールが誘引してあります。木立性のバラが丁度7分咲きで、シュートも太く見応えがありました。
丁度見頃で咲き揃っています。
ガーデンも全部手作りで、手入れが行き届いています。
鉢バラの転倒防止、ナメクジ対策、昇温防止のための工夫がしてあります。
良く手入れされています。
バラを眺めながら冷たい飲み物を頂き、至福のひと時です。
昼になりましたので、近くのスーパーでランチタイムです。
2軒目は三重ばら会の会長が主宰しておられる薫風バラ園です。広い!趣味の範囲を超えています。約400種類のバラが植えてあり、全ての株にネームプレートが。バラを引き立てる植物にも全て名前が!
こちらで記念写真。
丁度見頃を迎えています。
同上。
同上。河本バラ園コーナーもありました。
3軒目は三重ばら会会員のS邸です。落ち着いた雰囲気のあるガーデンです。500坪の敷地に様々な植物があり、木陰には小鳥のさえずりで癒されます。
木陰で冷たい飲み物とお菓子も頂きました。
バラも良く咲いています。
次の目的地に向かう途中、園芸店の「花ひろば」にも立ち寄りました。
4軒目は岐阜県輪之内町にあるT邸です。春風、コーネリア、パレードのアーチが出迎えてくれました。
風車もあります。
バラの香りに包まれます。
よく手入れされたバラや宿根草を眺めながら広いガーデンを散策。
北野会長のお骨折りで、各務原市の岐阜信用金庫各務原支店の会場をお借りして4月10日から25日迄、バラのパネル展が開催されました。
バラの写真とガーデンの写真です。
早速、新調した横幕が使用されました。
同上。
まず最初に、新しく作られた岐阜ばら会のシンボルとなるフラッグ、横幕の紹介です。これから岐阜ばら会のイベントに使用します。
司会をM理事にお願いして、平成31年度の総会が始まりました。
松井会長の挨拶です。この総会をもって勇退されます。19年間に渡って会長職を務められました。ありがとうございました。
会場の様子です。
松井会長の挨拶の後、平成30年度の会計、会計監査報告がありました。
その後、事務局より平成31年度役員人事の説明があり、新会長に岐阜大学客員教授の北野憲弘さんが,松井会長が新名誉会長に、またkさんが新会計監査にそれぞれ選任されました。
新会長の挨拶です。
最古参のM理事より、松井名誉会長に花束贈呈です。
会場の様子です。
同上。
総会も無事に終わり、会員お待ちかねの新苗配布です。1月に接ぎ木をし、ここまで大きくなりました。
まず最初に品種毎に、並び替えします。
新苗の配布は2本です。皆さん、真剣に選んでいます。
同上。皆さん、希望の品種があったかな?