岐阜ばら会の歩みと趣旨

 

岐阜ばら会  会長     岐阜大学客員教授   北野憲弘

 

  花の中の女王と言われるバラは、多くが一年中繰り返して花を咲かせてくれます。このように四季に咲かせてくれるバラを中心としたローズガーデンには人間の五感を刺激する魔力があり、美しく手入れされた庭を眺めることで、毎日の生活を豊かにできる魅力も秘めています。

 このように私たちを楽しませてくれる「バラ」は昔も今も世界中の人々に最も好まれ、愛され続けています。

 

 私たちはこのようなバラの素晴らしさをバラ好きだけにとどまらず、広く多くの人に知ってもらいたいと、私たち岐阜県、及び近郊に住むバラ愛好者が集まって、昭和31年に「岐阜ばら会」が創設されました。

 創設以来、バラ栽培の研究・講習会などで会員の知識・技術の向上や、バラ園見学バス旅行等を催して、会員相互の親睦を図ってきました。

 また、春・秋にはバラ展を開いて、会員の丹精込めたバラを披露し、地域のバラ園芸の普及に努めてきました。

 

 私たちは、これからも「バラ栽培」を通して、地域の人たちと共に、心に安らぎを、癒しを、そして生活に潤いを求め、心身ともに健康な人生を送りたいと願っています。

 また、バラを中心としたガーデニングで地域を美しく彩る社会貢献もしていきたいと思っています。

 

 最後に平和のシンボルであるバラを、愛しみ育てるということで、世界の平和に寄与したいと念じております。