冬の剪定講習会もコロナ禍の影響で感染を避けるため、ここ1,2年の新入会員に限定して実施されました。
まず最初に車庫の中でレジメを使い説明します。皆さんマスク着用です。
外に出て今年伸ばしたシュートを使い、剪定、誘引の説明です。つるバラの誘引はヘルメットを使用して頭へのケガを防ぎます。
バラ名はモーゼルです。
まず最初にバラの葉を全部採って、シュートのラインを見やすくします。頂芽優勢を無くす為、壁面にS字状に誘引しました。
庭に出て今度はつるバラのアーチへの誘引の説明です。バラの名前はルイージュオジェです。このバラは横面にS字状に誘引しても、アーチの上面にしか花が咲きません。そこでベーサルシュートが多くあるため、段差剪定の剪定、誘引をして、アーチ全体に花が咲くようにしました。
このほかにも鉢バラの植え替え、木立性バラの仮剪定も行いました。1月以降にバラの芽を見ながら、本剪定をします。
講習会に参加された会員の皆さんです。
今年は新型コロナウイルスのため、春の特別展、バス旅行等バラ最盛期の行事が全て中止になりました。夏の剪定講習会も実施が危ぶまれましたが、ここ1,2年の新入会員を対象にして人数を制限して、三密を避けて実施されました。
例年40人程の会員が参加しますが、今年は11人の参加で全員マスクを着用し、距離を取って行われました。
まず最初にレジメを使用して座学から始まりました。
講師の会長はフェースシールドの着用です。
説明が終わり、木立性バラの剪定の様子です。
木立性バラの剪定が終わり、つるバラの剪定の様子です。この後、カミキリ虫対策の方法も教わりました。
会長のご厚意でノイバラのスタンダード用の台木が頂けます。挿し木して冬に接ぎ木します。
1人2本づつ頂けます。
岐阜ばら会誌第77号が出来て来ました。
会員が寄稿した文章、写真が多く掲載されています。その他に令和元年度の活動報告、会計報告、岐阜ばら会の沿革等があります。
4月中旬に総会報告、お知らせ等と一緒に会員に発送しました。
例年総会は農場実習室の室内で開催されましたが、新型コロナウイルスにより一堂に会しては集団感染も心配されますので、室内での総会は取りやめ資料配布等に形を変えて温室隣の室外で行われました。
感染を防ぐため、入り口に消毒薬をおきました。ニトリルの手袋も配布しました。会員もマスクをして一度に来場しないように13時~15時の間に分散しての参加です。
今年の1月下旬に接ぎ木した苗がこんなに大きくなりました。さすがに温室のお陰です。
品種毎に園芸トレイに入れて外に運びます。
品種の名前を大きく表示して、すぐ判るようにし選ぶ時間を短くしました。
失敗した苗も多くあります。これも勉強です。
会員も三々五々来て希望の品種を選びます。
帰る時に書類を受け取ります。