今年も接ぎ木講習会が、岐阜大学の農場実習室をお借りして、会員33名により、行われました。
朝9時から午後4時までかかりました。
接ぎ木するバラの穂木はもちろん、品種登録の切れた古いバラの品種ばかりです。古くから愛されてきた品種も多くあります。
このノイバラの台木に接ぎ木します。このノイバラは接ぎ木用に改良された品種です。
購入した台木は土が付いていますので、高圧洗浄機で台木の部分を特にきれいにします。
まず最初に、松井会長の実技講習から始まりました。
その後、各テーブルに分かれて、作業が始まりました。
同上
テーブルには、ベテランの会員が付きます。
会場の様子です。
手前のテーブルは、穂木です。
昼食タイムです。
同上 お菓子もあり、和気あいあいです。
接ぎ木したバラを、農場温室前で、黒ポットに植え込み増し。
同上
ポットに植え付けた後、温室内のフレームに並べます。
並べた後、たっぷり散水して、新聞紙を掛けまた散水して、ふたをしてその上に毛布を掛けます。保湿、保温が一番大事です。
今年の活着率はどうでしょうか?4月5日の総会の時に鉢上げ、新苗配布です。
12月に入り雪が降り、一段と寒くなって来ました。バラの栽培を趣味にしている人にとって、一年で一番忙しい時季になって来ました。バラの剪定、誘引、植え替え、寒肥とこの時期に行う作業がめじろ押しです。
今回の講習会では、木立性バラの仮剪定、つるバラの剪定、誘引、鉢バラの植え替えを行いました。
木立性バラのこの時期は膝上くらいで枯れ枝、細い枝等を除く仮剪定を行い、来年2月頃に芽の出具合を見て、本剪定を行います。
つるバラは芽が出る前に早めに誘引を行います。芽が出ていると誘引をする時に芽が欠けててしまいます。
つるバラは、まず全ての葉を落とします。その目的は
1、病気を翌年に持ち越さない
2、シュート等の枝のラインを判るようにする
3、雪害に依る枝折れを予防する
そして、春を夢見ながら、剪定、誘引を行います。
それでは、そのもようをご覧下さい。
講師は笠原副会長とW副会長です。
ヘルメット、サングラスで頭と顔を保護します。
剪定と誘引の説明です。
皆さん、熱心に聴きいっています。
まずは、木立性バラの仮剪定。
品種はフロリバンダのバーガンディーアイスバーグ。
バーゴラ、壁面、アーチ、木、塀の上、オベリスク、トレリスへの誘引の説明です。
バラの種類によって使い分けします。
ザ・ジェネラスガーデナーの塀の上への剪定、誘引の作業です。
塀の上にナエマの剪定、誘引。
アーチへの誘引、W副会長の説明です。
鉢の植え替え。品種はF・ジュランビルです。
屋外での講習会を終え、室内での茶話会の様子す。
やはり、皆さんの悩みの多くは消毒で、無農薬栽培の話が多く出ました。
皆さん苦労されています。
今年も秋のバラ展が、可児市の花フェスタ記念公園、花のミュージアム2階の研修室で、41人の会員の参加で行われました。今年は夏の長雨と台風の影響で、バラの管理も大変苦労しました。しかし会員の努力で、素晴らしいバラが展示されました。
春の会員宅のガーデンツアーから、3カ月ぶりの会員の顔合わせです。会員29人が参加して、M理事宅のガーデンで、M理事に講師をお願いして、主にハイブリットティーローズ(四季咲き大輪バラ)をメインにして、講習が行われました。
ここM理事宅のガーデンは、もと畑だった所であり、株も大きく、バラも元気に育っています。
夏剪定とは、日本の蒸し暑い気候の中で育ったバラは、今の時期になると、花柄摘みを重ねて3段位になります。人の背くらいに伸びたバラの三分の一を切り詰めます。その時枯れた枝、細い枝も剪定し、風通しを良くし、バランスを保ちます。ちなみに、寒い地方では行いません。
また、秋のバラ展に出展できるように、剪定時期も重要です。でもこの不順な天候のため、中々思うようには、咲いてくれません。
今回で4回目となる会員宅のガーデン訪問です。日頃行きたいと思っていても、なかなか行けない会員のガーデン訪問です。
会員35人、非会員5人の合計40人で、会員の車で乗り合わせをクジで決め、車9台でグループを二つに分け、各務ヶ原方面に向かいました。これだけ車両が多いと市街地走行のため、バラバラになりましたが、カーナビがあり、また各務ヶ原に詳しい会員がいて、なんとか訪問邸に到着しました。
この日は気温30度になり、暑くて大変でしたが、勉強になり事故もなく、無事終了しました。ホストガーデンの皆さん、ありがとうございました。そして運転手の皆さんお疲れ様でした。
このオープンガーデンツアーで、総会から始まった岐阜ばら会、平成26年度の前半の行事は終了しました。
毎年、5月のバラシーズンはすごく忙しいのですが、今年は特別展が行われたため、特に大変でした。ご協力頂いた会員の皆さん、ありがとうございました。とくに特別展に出展された会員の皆さん、また物品販売にご協力頂いた会員の皆さん、この場をお借りして事務局からお礼申し上げます。これからも岐阜ばら会に、ご協力よろしくお願い致します。
後半の行事は、9月7日のM理事宅の夏剪定から始まります。これからバラ栽培にとって、一番大変なシーズンが始まります。バラの養生、頑張って下さい。
2年に1回の岐阜ばら会の春の特別展が、前回と同様に北方町の結婚式場のアルシオーネ・コートをお借りして、行われました。今年は少しバラの開花が早く、会員もバラをそろえるのに大変苦労しました。自然が相手ですので、思うように花咲いてくれなくて、なかなか大変です。
特別展の準備は、前日から始まりました。それは室外展示の鉢バラの搬入、ミニガーデンA,Bの組み立て、飾り付けです。軽トラック2台でデポしてある会員宅を回り、3回往復して集荷しました。その中でも大きな用具、つるバラの搬入は大変でした。
バラ展初日の午前中は雨が降り、少し肌寒く出足が心配されましたが、多くの皆さんに来ていただけました。今年は音楽とのコラボで、コーラス、アンサンブルと、バラとの饗宴で盛り上がりました。
肝心の入場者数ですが、前回より100人位多く、680人でした。
それでは当日の様子をご案内します。
今年も恒例の岐阜ばら会の春のバラ展、通常展が花フェスタ記念公園の花のミュージアム2Fの研修室で行われました。
今年はバラの開花が3~5日早くて、会員も苦労しましたが、従来通りのバラ展が、会員52名の参加で開催できました。
それではその様子をご覧下さい。
春のバラ特別展は5月21日、22日ですが、その準備が昨年からもう始まっています。それは持ち込むバラの用意です。切りバラはふだんと変わりありませんが、鉢バラは冬の剪定、誘引、鉢替え、施肥、消毒等から始まっています。それは持ち込む品種を考えて、仕立てを行います。とくにつるバラはミニガーデン、ガゼボ展示に使うため、それ用に仕立てます。しかし今年は少し例年より開花が早いため、折角仕立てても無駄になることもあります。バラだけではなく、コンパニオンプランツも用意するのが大変です。
ミニガーデンの予行演習が5月13日に行われました。その一部の様子をお知らせします。一日かかりました。その結果は特別展でご覧下さい。
二年に一回の春のバラ展の特別展が今年もウエディングスクエアのアルシオーネ・コートで開催されます。今回は音楽とのコラボです。大勢の人のご来場をお待ちしております。