いよいよ新しい年度、平成25年度岐阜ばら会の活動が始まりました。今年は会員の負担を少なくするため、総会と接ぎ木苗の鉢上げを同じ日にしました。今回も岐阜大学農場の実習室をお借りして会員47人の参加で始まりました。
司会を村木理事にお願いして、会長挨拶、前年度会計報告、監査報告の後、役員人事、新年度行事計画の審議に移り、原案どおりに承認されました。
鉢上げは本来なら、温室から出すことから始めるのですが、農場の職員さんにより、温室の外に出してありました。ありがとうございました。今年は冬の寒さが尋常ではありませんでしたので、成功率が60%ぐらいでしたが、これも勉強です。
岐阜ばら会のメインイベントの春のバラ展が、花フェスタ記念公園の花のミュージアム2Fの研修室で行われました。
春は多くのバラが咲きますので、出展作品も質、量とも素晴らしく、展示も盛大になります。
しかし、東濃地区の会員は未だ開花してなくて、申し訳ないと思います。西濃地区の会員も中々タイミングが難しいものです。
会員の参加は49人で、出展者は34人でした。
それでは、当日の様子をご紹介します。
5月26日(日)会員33名、非会員3名合計36名が岐南町役場駐車場に9時集合。
今年は一宮方面の会員ガーデンを訪問です。
クジを引いて、乗り合わせを決め、会員の車7台に分乗して出発しました。これだけの車の台数だと、途中で分かれてしまいました。しかし、カーナビのあるお陰で無事に到着しました。
この日の最高気温は28度で蒸し暑かったです。朝からの疲れが出て、みな少しお疲れモードです。
しかし、河本さんからの差し入れのお茶のペットボトルとお菓子で一息つきました。
河本さん、本当にありがとうございました。
最後に多くの会員が、カワモトローズを買い求めていました。お世話になりました。
岐阜ばら会の2年に一回の恒例行事が、6月2日(日)朝8時に西岐阜駅に集合して行われました。
会員47人、非会員9人合計56人の出席で、補助席も使い、満員で出発。天気は曇り時々晴れ、暑くも寒くもなく快適なバスの旅でした。時間がありませんでしたので、食事はSAで購入(2割引きでラッキー)車内で済ませました。
予定より少し遅れて、11時15分京阪園芸に到着。小山内建さんはおりませんでしたが、社員さんの丁寧な応対を受けました。
14時にデビットオースチンのモデルガーデンに到着。バラの満開は過ぎていましたが、イングリッシュローズの仕立て方はとても参考になりました。
バスのカーゴ室はみんなが購入したバラで一杯でした。
19時過ぎに西岐阜駅に到着。トラブルもなく、無事に終わりました。会員の皆さん、ご協力ありがとうございました。
それでは、その様子を紹介しましょう。
バス旅行から三ヶ月余り、久しぶりの顔合わせです。
台風の影響で天気が心配されましたが、奇跡的に午前中は晴れました。ばら会の女性は晴れ女が多いみたいです。
今日の講習会は日本の厳しい暑さで長く伸びた木立性のバラの夏剪定です。剪定することに依り、風通しをよくし、整った樹形にして秋バラを美しく咲かせるのが目的です。ちなみに寒い地方では行いません。つるバラは花ガラ摘みするぐらいで、剪定は行わず上へ伸ばすだけです。
講師をM理事にお願いして、参加者29人で始まりました。今年は新入会員が多いため、説明が丁寧になりました。一時間程M理事のローズガーデンで講習、実習を行った後、M理事のお宅にお邪魔して茶話会に移り、自己紹介、質疑応答をし、楽しいひと時を過ごしました。
今年も恒例の秋のバラ展が花フェスタ記念公園、花のミュージアム2F、研修室で開催されました。今年は夏の異常な暑さが秋まで続き、又台風の影響もあり、会員もバラの管理に苦労しましたが、なんとかバラ展を開催することが出来ました。
しかし、開催1日目は曇り空、2日目は雨。花フェスタ記念公園の入場者が少なく、少し寂しい展示会になりました。
それでも42名の会員が参加し、新入会員も出展して、和気合い々の楽しい展示会となりました。
又、展示会の賞選定は、今回初めて会員の投票による形式で試験的に行いました。
木立性バラの仮剪定、ツルバラの剪定、誘引、鉢替え
今年もいよいよこの時期がやってきました。我々ロザリアンにとって一番大変な、又一番楽しみなシーズンの到来です。春5月のガーデンの模様を頭の中で思い描きながら、手を傷だらけになりながら、今年の反省をし、春を夢見て剪定、誘引を行います。
木立性バラは、全体の半分に切り詰め仮剪定を行い、来年2月に芽吹きを見ながら、本剪定します。
つるバラは早く芽が動き始めるため、この時期に剪定、誘引を行います。
今年は冬の訪れが早いと天気予報がでていますので、今年出たシュートが雪で折られないように早めにこの作業を行います。誘引が早めに出来ないなら、葉っぱだけでも先に取り除きます。その利点は、雪害を防ぐ、病気感染する原因除去、誘引のラインを見やすくすることです。
会員34名が参加して、講師をW会計、笠原副会長にお願いして午後1時から3時半まで行われました。
バラの増殖で一番用いられている切り接ぎの講習会が、岐阜大学の農場実習室をお借りして開催されました。バラは挿し木でも増やすことができますが、台木である野イバラの力を借りて、接ぎ木したほうが丈夫なバラとなります。もちろん、接ぎ木するバラの穂木は品種登録のきれている品種のみです。
この講習会の目的は、接ぎ木技術の習得と、増やしたバラを会員に配布し、新苗の管理を学ぶことにあります。
今年は去年のように雪が降らなくて温かい日になり、35人の会員が参加して、朝9時から弁当、飲み物を持参して16時頃終了しました。会員の皆さん、ご苦労さまでした。